この記事はサークルクラッシュ研究所
Advent Calendar 2022の一日目の記事です。
こんにちは。まりるです。
初めましての方もそうでない方もどうぞよろしくお願いします。
今年もサークルクラッシュ研究所アドベントカレンダーが始まりました。今年は寄稿するだけでなく、企画を主催させて頂けることになりとても嬉しく思います。お仕事を割り当てて下さった方、本当にありがとうございます。
弊サークルのアドベントカレンダー企画は今年で6年目に突入しており、時間の重みを感じております。会の運営・活動を1年続けることですら大変なのに、毎年恒例の企画を6年目に突入させられる団体って…本当にすごい。カレンダーの一日目を飾ることに対して、嬉しい気持ちとおそれ多い気持ちが混じっています。
今年は何を書こう。昨年はアダルトチルドレンについての記事を書きました。それの続きを書くか迷ったのですが、今年は時々考えている私の理想について書くことにしました。
よろしくお願いします。
#理想の###プラン
ドレスコードは白、それから麦わら帽子
さんかく、まる、しかく
グラスのふちからお花がのぞいてる
目があった
さくらんぼも連れてきてほしいんだって
青い孔雀と白い孔雀
遠く離れた暖かい国の大きな植物
マスケラを被ったら死者と手を繋いで踊ってよ
16時にはおひらきにします
暗くなったら青い水面が見えないから
誰もいなくなったプールに飛び込む
炭酸水にしゅわしゅわとけて
プルメリアがゆらゆら揺れて
白いドレスは花柄になって
きらきらの泡になって
「来世では美少女になれますように」と祈りながら眠りにつきたい
#理想のお葬式プラン
るりこまり
時々、私は理想の死に方について考えます。通勤中に微睡んでいるとき、眠る前。眠たいときに考えることが多いかもしれない。
実際には無理とわかっていますが、花のたくさん浮かんだ炭酸水に飛び込んで跡形も無く消えたいです。でも、残された人は私のかけらが一つも残らなかったら寂しいかな。寂しいと思ってくれたら嬉しい。
真っ白が広がるプールサイドに集まってみんなで楽しくパーティーをします。プールの青に映えるように、ドレスコードは白。可愛いから麦わら帽子もかぶってほしい。孔雀が歩いています。飲み物はカラフルなカクテルやクリームソーダ。煙たいウイスキーもあります。
みんなが帰ったあとに余韻に浸って。今日も楽しかったなあ、という気持ちで炭酸水のプールに飛び込みます。
ルイス・キャロルの話に出てくる「黄金の午後」のような空になった頃、ドレスと帽子がプールに漂っていてほしい。だから、名残惜しいけど日が落ちる前に解散したい。
プルメリアのゆれる水面に黄金の空が反射してきらめいている。とても美しいと思いませんか。
私は「楽しかったなあ」って思うよ。
みんなも「楽しかったなあ」って思ってくれたら嬉しいな。
会えるのはこれで最後、また明日なんて来ない。
飛び込んで泡になることはみんなには秘密。
真面目に妄想してたらちょっとだけ寂しくなってきました。当分の間はこのパーティーは開かないはず。開いたらみんな遊びに来てね。
開かれないことを祈りながら。
それではまた明日。
#セットリスト
この文を書くにあたり、頭に浮かんだ曲たち。
・カミーユ・サン=サーンス/ 交響詩「死の舞踏」
・細野晴臣/ はらいそ
・Androp/ MirrorDance
・サカナクション/ 目が明く藍色